4.モリサワのまとめ

  • 明日は「5.活版印刷日月堂(活字と小説)」グループの報告です。
  • 次の活動は 8月29日(土)終礼後-12:30です。部会と9月展示づくりです。

---------------------------------------------------------------

どうも、サラダです。モリサワのまとめです。

---------------------------------------------------------------

モリサワの歴史

1924年 森澤信夫が「邦文写真植字機」発明*1*2

1925年 石井茂吉らと試作機の制作に取り組む*3*4

1926年 東京都に「写真植字機研究所」設立*5

1929年 実用写真植字機完成*6

1933年 森澤、石井の2人が共同事業解消。森澤は、大阪浪速区で写真植字製版業を開業*7*8

1946年 石井と共同事業再開。大阪で「A型機」を製造*9*10

1948年 「写真植字機製作株式会社」設立。「MC型」を発表*11(「MC型機」にはどのような特徴があったのかな?))

1954年 「株式会社モリサワ写真植字機製作所」と改称し独立*12

1957年 浪速区に本社を移転*13

1958年 欧文専用写真植字機発表。特許取得*14

1964年 東京オリンピック放送用テロップ専用機開発*15

1967年 万能型手動写真植字機「MC-6型」発売*16

1971年 商号を「株式会社モリサワに改称

1976年 手動写植機が電子制御時代に入る

1978年 「モアビジョン」発表*17

1986年 作図機能を搭載した「ROBO 15XY型」発表

写真植字機五十年 (1974年)
 

モリサワと写植とDTP

写植

先ほどの年表にも出てきた写植ですが、正式名称は「写真植字」という。光学的手法を使って文字画像を印刷紙や写真フィルムに撮影して文字組版を行う技術のことです。活字は使わないです。写植機はいろんな文字が書かれた文字盤が必要で、そこから必要な文字を選んで、投影複写を繰り返していきます。*18*19

DTP

卓上出版とも呼ばれ、紙媒体での原稿作成や編集、デザイン、レイアウトをPC上で行うことを指します。1984年アップル社がMacintoshを発表し「QuarkXPress」などのソフトが登場し一気にDTP化が進みました。*20

モリサワの対応

DTP化が進み、求められたのがDTPで使用できるフォントです。モリサワは、OpenTypeなどDTP組版の進化を支えるデジタルフォントの製作に力を注いでいきました。2005年には年間契約フォントライセンス「MORISAWA PASSPORT」を開始し、フォント製品の概念を変えました*21*22

技術者たちの挑戦  写真植字機技術史

技術者たちの挑戦 写真植字機技術史

  • 作者:布施 茂
  • 発売日: 2016/05/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

モリサワのフォント(一部)

くもやじ 蜘蛛の糸のように細いラインが特徴的

はるひ学園 →素朴なかわいらしさとデザインが特徴

竹 →直線のみのゴシック系スクリプト書体

これは全部やると大変なので一部にしましたm-_-m *23

デザイン事典 文字・フォント (+DESIGNING)

デザイン事典 文字・フォント (+DESIGNING)

 

---------------------------------------------------------------

こう調べるとモリサワの奥って深いですね。調べたりするの苦手なので不十分かもしれませんがこれが私の限界です。それでは

株式会社モリサワ

歴史・沿革 | 企業情報 | 株式会社モリサワ

日本の文字文化イノベーション、漫画原稿にも使われた「写植」を知っていますか? | 和樂web 日本文化の入り口マガジン

くっついたり、はなれたり - 関西学院中学部図書部のブログ

---------------------------------------------------------------

 テーマについてのまとめ(ブログ担当日)

  • 8月25日(火) ②本木昌造(日本の活字) 終了
  • 8月26日(水) ③日本のフォント 終了
([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)

([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)

 
新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

 

プロフィール - ほしおさなえ

ほしおさなえさんインタビュー 「活版印刷三日月堂」ついに完結!|好書好日

「わたしは影の主。三日月堂のマークのシルエットのカラスなんだよ」 - 関西学院中学部図書部のブログ

  • 8月29日(土) ⑥フォント男子(活字とマンガ) ※以下、参考資料です
となりのヘルベチカ マンガでわかる欧文フォントの世界

となりのヘルベチカ マンガでわかる欧文フォントの世界

  • 作者:芦谷國一
  • 発売日: 2019/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

「フォント男子!」|ヤングエースUP - 無料で漫画が読めるWebコミックサイト

フォント男子! FONT BOYS | KADOKAWA

モリサワ KADOKAWA 新連載漫画『フォント男子!』に協力 | ニュース&プレスリリース | 企業情報 | 株式会社モリサワ

開発インタビュー: 「フォント男子!」擬人化漫画の編集担当と協力のモリサワに聞く ●type.center

ポラーノの広場 - 関西学院中学部図書部のブログ

 

「第3回 図書部 本の総選挙」実施中

ぜひ投票を!→ 関西学院中学部図書館 - 第3回 図書部 本の総選挙

*1:これまで森澤は何をしていたのかな?

*2:なぜ森澤はこれを発明したのかな?

*3:石井茂吉とはどんな人物ですか?

*4:なぜ森澤は石井とともに試作機をつくったの?

*5:この研究所は森澤と石井との共同で設立したのかな?

*6:この機械はどの程度の性能だったのかな? 活版印刷機を凌ぐものだったのかな?

*7:なぜ森澤は石井との共同事業を解消したのかな?

*8:なぜ森澤は大阪で開業したのかな?

*9:なぜ森澤は石井と共同事業を再開したのかな?

*10:「A型機」にはどのような特徴があったのかな?

*11:この会社は森澤と石井との共同で設立されたのかな?

*12:ここから森澤は石井から独立したということかな?

*13:それまでは本社はどこにあったのかな?

*14:それまでは特許を取得してなかったのか?

*15:この「放送用」というのはテレビ「放送用」かな? もしそうならば映画などではどうしていたのかな?

*16:「万能型」ということは、それまでは「万能」ではなく、どこかに支障があったのかな?

*17:「モアビジョン」って何?

*18:組版」とは何かな?

*19:文字盤の文字は機械や会社によって異なるのかな?

*20:なぜそのソフトの登場で一気にDTP化が進んだのかな?

*21:「OpenType」って何かな?

*22:MORISAWA PASSPORT」ってどんな仕組みなのかな?

*23:いずれはすべてを網羅しましょう