顧問です。昨日は久しぶりにみなさんに会えて、とてもうれしかったです。残念ながら、この春休みも十分に活動できそうにありません。その代わりとして、春休み中はこのブログを部員が輪番で書き、「バーチャル活動」をお願いします。以下について、ぜひ書いてください。1つだけでも、複数でも構いません。
- 臨時休校中の様子
- 文化祭テーマ「図書部、活字拾うってよ」の各グループの小テーマ途中経過
- 文化祭テーマ「図書部、活字拾うってよ」の各グループの企画アイデア
- ほしおさなえ『活版印刷三日月堂』の感想
- 『小学8年生』の付録「活版印刷キット」の実際
- 仮入部のアイデア
- 体育大会でのクラブ紹介のアイデア
- その他
さて、臨時休校中はいつも以上に忙しい日々でした。みなさんの健康と安全を第一に考えながら、国は何を言っているのか。県は何を伝えているのか。他はどのような対応をしているのか。その情報は本当なのか。日ごろ培ってきた情報リテラシーが問われる毎日でした。みなさんには一斉メールや学校のWebサイトを通じて情報を発信してきましたが、下のコンテンツについてはほぼ毎日更新しているので、ぜひ活用してくださいね。
www.kwansei.ac.jp
話変わって、文化祭テーマ「図書部、活字拾うってよ」。繰り返しますが、とってもタイミングのいいテーマですね。時代が図書部に追いついてきた感じ。『小学8年生』の付録「活版印刷キット」もそうなんですが、最近は下の活字・フォントについてのニュースが話題になりました。JRの駅名表示の多くは「新ゴ」なので違和感があるんですよね。それだけフォントが生活に密着している証なのかも。
www3.nhk.or.jp
文化祭では、図書部オリジナルフォントを披露したいですね。部員それぞれでフォントをつくって、投票で一番いいフォントを採用。それを消しゴムハンコか篆刻(てんこく・木や石などに彫る)か3Dプリンターで活字をつくって、文化祭当日は来場者がその活字を拾って印刷する。館内でスタンプラリーみたいな感じにしてもおもしろいかも。
ほしおさなえさんの『活版印刷三日月堂』(ポプラ文庫)。私は1-6巻すべて3回くらい読み直しましたよ。一番好きなの話は1巻目の「星たちの栞」です。私も活版印刷といえば、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』なんですよ。ジョバンニが学校帰りに活字を拾う(文選)するシーンがあります。「星たちの栞」に出てくる高校の文芸部ってのがいいじゃないですか。図書部みたいな感じで。その文芸部の部員それぞれのドラマから、文化祭での活版印刷ワークショップでつくる『銀河鉄道の夜』の言葉の栞(しおり)。今、印刷といえば機械=無機質なイメージなんですが、活版印刷の傍らにはちゃんと人がいるんですよね。
みなさんは『小学8年生』の付録「活版印刷キット」は実際に使ってくれましたか? 実は部員の数しか入手できなかったんで、私は持ってないんですよ。活動が再開したときに誰か貸してくださいね。
仮入部。毎年、消しゴムハンコづくりをやっていますが、今年はいっそ活版印刷体験をやってみませんか? 栞をつくってもいいだろうし、名刺を刷ってもいいかもしれませんね。
体育大会のクラブ紹介。図書部の「図」、としょぶの「と」など、図書部をイメージする文字を何かのフォントでつくってみてはどうでしょう。グラウンドみんなに見えるように、2m×2mくらいの大きさで。「デザインあ」のイメージです。
次、みなさんに会える日を楽しみにしています。明日のブログ担当は、部長のろくんです。よろしく!